こぼれ話１

この写真、みんな楽しそうに写ってます。（そんな事言って
も、わからないですか？すいませんm(__)m肖像権・プライバシーの為です。）
実は、この直前までこのセットはミュージカル状態で、大変だったんです。
丁度クランクアップでした。この後、キャストのみんなも泣き出して大変でした。(･o･)
しかも、夜中の３時半頃だったと思います。疲れもピークに来てたので、ナチュラルハイな状態
でした。だから楽しそうなんです。

今は、舞台をアメリカに移して活躍する工藤さんですが、この時はまだまだ駆け出しで、それでも
頑張ってましたよ。ただ・・・ツナガリを忘れる事が大変でした。

映画もＴＶも、ストーリー通りに撮ることは無いんですよね。そんな事は誰でも知ってますが。
その為に、ツナガリが大事なんです。
例えば、ドアを開けるところまで、ロケで撮影して、開けて入ってくるところからセット。っての
は、しょっちゅうあることです。もし持ってるバッグを間違えると。ドアを開けた途端にバッグが
変わるという、引田テンコウさんもびっくりの映像になってしまいます。だから記録さんとか、
小道具さん、そして役者本人が、そのツナガリを意識して撮影を進めます。同じツナガリが、
セットでもあります。撮影用のセットは、壁を取ったり付けたりして、反対側からの芝居を撮り
ます。この時は、バナナでした。

バナナをクワエタところで「カット！」がかかり、反転です。壁を付け替えるんです！。
食べちゃいけないんです。だけど・・・ちょっと油断したスキに、一本全部食べられちゃいました。
といっても、バナナですから、別にいいんですけど。同じ事を５、６回くらい繰り返したと思いま
す。(^O^)何度言っても駄目でした。若いからきっとお腹がすいてたんでしょうね。

さて、この作品ではまだおもしろい事があったんですが、それは次回にさせて
下さい(^O^)









    

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